膝の痛みの多くは内側から始まります。放置しておくと次第に広がり膝の裏、膝の
外側、膝のお皿の下と痛みは広がります。つまり最初は膝の内側が原因だったのが
膝全体に拡がるということです。それに伴い段々膝全体が腫れてきます。ひどい人
は自分の足を見て象の足と言って笑います。そうなると歩行困難となります。
それでも施術すればする程良くなっていきます。
歩くのがやっとだったのが結構スタスタ歩く様になります。
旅行にも行く様になります。
そんなにこじらせてはいけません。しかし悪いのを放置するという事はそれだけ
悪くなるということです。
膝で苦労してる人は多い。膝痛を放置すれば結局歩けなくなる。痛み止めで誤魔化し
ていてはそのうち歩行不能となる。運動すれば良いか?運動は体全体には良いが膝
が痛いのにやれば膝は余計悪化する。寝た切りにはなりたくはない。その為には
しっかり治る施術をする事。軟骨が減る原因を治す事が大切。
運動すれば良くなると思って一生懸命歩いている人が
沢山います。しかし痛いのに無理に歩いていればその箇所は余計
わるくなる。そんな事は体にとって当たり前です。疲労骨折がそうです。
疲労骨折してるのに無理に運動を継続すれば本格的な骨折に至る。
同じ事。
今日のお客さんは全身調整して下さいという事、更に股関節が痛いと言う。全身調整
して股関節もちょっと施術してあげたらもう痛みが無くなったという。軽い人はそん
なもの。本当はちゃんと治った訳ではないが、そんな軽い症状でも放置すれば毎日の
負担がかかるので次第に悪化する。
全力疾走した場合片足の股関節にかかる重量は300キロ以上という。
ズレた股関節の場合は当然それ以上の負担がかかる。
従って軟骨だって減って当たり前となる。
その負担を軽減する事が重要である事は論をまたない。
股関節は早期なら治り易い。関節の構造がしっかりしてる。大腿骨の骨頭が肩関節
などと違い骨盤の関節の窪みにしっかりはまっているからです。しかし、こじらせる
と治りにくい。周りのスジが大きいためほぐすのに時間がかかる。従って早期に施術
する事です。と言っても手術しないで治す事です。82年間のノウハウがあります。
軽くて、早期なら一回でお客さんは治ったと思うほど
良くなる人は多い。
こじらせる原因のひとつは痛み止めの薬、鎮痛剤です。
痛ければ人間は遠慮してつかいます。ところが痛まなければ遠慮なく使うので
余計わるくなる。
多少股関節が悪るくても殆どの人は放置します。次第に靭帯に負担がかかり、大人に
なると、仰向けで寝かせると両足首の外側が抵抗なくベッドにくっついてしまって
いる人はおおくいます。そういう人はガニ股で、靴のかかとの外側が減り、太腿が
疲れ、傾いて歩き、腹筋も疲れ、硬くなり、お腹の調子も悪しなることがもある。
腰の悪い人は大概股関節も悪い。
私も親から教わったから普段、苦もなく股関節の悪い
お客さんを治してるが教わらなければこうはいかない。
股関節を毎日施術してると色々なことが解ってくる。
股関節を整復してもそれだけでは完治しません。程度によりますが古くした場合は
靭帯をほぐし、固定し、当院が82年前から使用している貼り薬をする必要がある、
そこ迄しなければならない。最近小学生が股関節できた。一回で良くなった。完治
させるには2週間施術する必要ありと言った。しかし痛くないからこない。その後
連れてきた小学生の祖母に聞くと
孫はまた少しおかしいが忙しくてこないと言う。
ちゃんと治さないと何年もかかって次第に靭帯、周囲の筋肉に負担がかかる。
多少の事は健康診断では解らない。最も股関節の捻挫など一般的に疑いも
されない。
股関節が原因で腰痛になってる人は多い。そういう人は臀部より痛みが挙上してくる
感じになる人が多い。股関節特に後方に亜脱臼していると臀部が痛くなる。勿論前方
の筋肉も痛くなる。こじらせて無ければ1回の施術で大半の人はよくなる。しかし、
ちゃんと治すには股関節捻挫としてしっかりした施術をする必要がある。ある高校生
で一度施術したら垂直飛びが50センチも向上したという人がいた。50センチなんて
本当かなと思ったが、元々スポーツ選手なので体力はあったが股関節が悪く力が
発揮できなかったのかもしれません。
その高校生は治ったと思ったのか2,3回しかこなかった。
本当はちゃんと治すべきなのだが。
股関節の施術は特に実証的に施術してます。施術して直ぐに歩き方に改善があるのを
お客さんに確認して貰ってます。殆どのお客さんが改善します。5000円実費施術で
かかりますが、改善しなければ実費は取らないつもりで施術してます。しかし例外な
く改善してます。ともかく段々良くなる施術をして下さい。それは一日だけの事では
ありません。一週間やれば一週間分、一ヶ月やれば一ヶ月分よくならなければ
なりません。非常に多くの人が段々悪くなる施術をしてます。
体は治る様に出来てるのです。そうお客さんによくいいます。私が治すのでは無い
元々神様が治る様に造ってくれてあるんだと。
股関節でもズレれば、家の柱がズレて周囲の壁にヒビがいくのと同様に周囲の靭 帯や
筋肉にストレスがかかり痛みを発して体は危険おしえてくれる。何が危険か 先ず靭帯
や筋肉が硬くなったら血管、神経が圧迫され循環がわるくなる。 循環が悪くなったら
血液が充分いかなくなる。すると酸素、栄養がいかなくなる 、また静脈も圧迫され
瘀血になる。だから血液をぬけばよいという発想は充分 では無い。本当の原因の施術
には至らない。 ともかく、細胞に酸素、栄養がいかなければ、細胞は生きていけな
い。 これは大問題だから体は教えてくれる。
交通事故では多く頚、股関節、腰を痛める人が多い。しかし、病院でレントゲン を撮
って何とも無いといわれる。本人は施術もされず放置される。せいぜい 痛み止めの
薬と湿布。段々症状が悪化してしまう。そんな人を親の代からどれだけ施術してあげ
た事か。頚が悪いと肩凝りにもなる。頭痛、めまい、吐き気、しびれ、手の冷え、耳
鳴と様々な事が生じる。最近では脳脊髄液減少とかも出てきてる。つまり、最初レン
トゲンとって何とも無いで放置しておいてはいけない。怪我というのは段々と影響
してくる。しっかり治さないと軟部組織に当然負担がかかる。
家でいえば柱がずれれば壁にヒビがいく。
体も骨がズレればスジに負担がかかり痛み、シビレの原因となる。