多少痛んでも動けた方が症状は軽い。体は機能が失われてはいけないから痛みで教えてくれる。動けなくなってはいけないから痛みで教える。歩けないより痛くても歩けたほうがまし。痛みだけ取るのではなく治る施術をしないといけない。
何十年も悪かった膝が3回施術したらもう痛み、腫れも随分引いてお客さんは治ったと思ってしまう。しかし痛みを感じなくなっただけで本当には治ってない。無理すれば又いたんで来る。症状が引いただけ元は残っている。
腫れも変化します。ひどく腫れた膝の人もよくきます。変形性関節症とか言われてきます。病名はどうあれ腫れて固まったものを治してあげるのが大事。卓球をやっていた人も来た時は大変な腫れで固まっていた。3回も施術したらもう一週間に1度でいいですかと聞いてくる。
体は変化します。これは東大の医学部の病理学の元教授だつた。奥平先生に聞いた言葉です。その目で診ていると非常に変化する事が実感できます。大変に腫れ上がって悪くしたお客さんも多く診ました。それが施術すると、どんどん細くなり変化します。良くも悪くも、、、
疲労骨折に観られる様に骨も疲労する、疲労すると骨も腫れてくる、常時負担が掛かれば腫れも硬くなってしまう。膝でそれがおきれば膝全体が変形してしまう。例え変形して大きく腫れていても施術すれば楽になる。一度施術すれば大概の人は楽になったのが解る。
骨に筋肉が付着してます。付着した骨には負担がかかります。膝が悪かったりすると筋肉、靭帯等が硬直し引っ張られるからです。金属疲労ということがあります。金属ですら疲労するのだから生きている骨は当然疲れます。疲労骨折もあります。
何故変形するかです。骨も長期に亘り負担が掛かると変形します。オスグッドシュラッテル氏病というのがあります。膝下の骨の部分が腫れてくるのです。変形です。これは膝の悪いのを放置しておくと出てきます。膝が悪いと脛骨そめんという膝の下の骨の部分に負担がかかるのです。
卓球をしてる人の左膝は変形性膝関節症と言われるレベルです。右膝の倍も腫れている。治る施術をしていかなければ、次第に悪くなるという例です。悪いのに無理に使っているから負担がかかり腫れるのです。変形してくるのです。全て原因があります。
運動中に痛めた訳で無い。何もして無いのに痛くなったという。それは今まで膝が悪いのに使っていたからです。しかし一度施術すると帰りには相当良くなったと言う。今日来院した時はずっと楽になったと言う。これは股関節も関係するのです。
左膝が急に昨日痛くなったというお客さん。普段は卓球をなさっているとの事。左足を引きずって来院。診ると左膝の全体が腫れている、お客さんは膝の上が痛いと言う、確かに上の腫れあり、しかしそれだけの問題ではない。運動をしている時に痛めたのではないという。